11月某日。
コロナもやや落ち着いてきたこともあり、久々に旅行することにしました。およそ15年ぶりの長野県への旅。
戸隠神社を訪れるのがメインで、長野市内、松本、諏訪を1泊2日で回る弾丸ツアーを決行。平日2連休だが、時間がないのでかなり計画的に回らないといけない。
朝5時に自宅を出発して、関越自動車道、上信越自動車道を経由して長野ICで長野市内へ。しかし、長野ICで降りた直後から大渋滞。朝の通勤ラッシュとぶつかってしまったか。戸隠に向かうには長野駅付近を通らなければならないので、致し方なし。
40分程掛けて長野駅付近を抜けて、信大教育学部前の交差点を左に曲がる。カーナビでは右に曲がるルートを案内される。前回戸隠神社へ行くときも右側のルートを使用したが、以前に左に曲がるルートで戸隠神社へ向かう動画を拝見したことがあって、そちらのルートの方がかなりローカルで車通りも少なそうなので今回はこちらの道を選んでみた。祖山郵便局手前を右側に曲がり大自然の中を通るようなルートでワクワク感が増す。
車も少なく信号もほとんどないので次回戸隠神社へ行くときもこちらのルートに決定かな。
今回は戸隠神社の中社と奥社、九頭竜社を回る。
AM9:20頃、戸隠神社中社へ到着。平日の比較的朝早めということもあるのか一番近くの駐車場も空いていてラッキー。車を降りるとやや小雨が降っておりかなり寒い。11月ともなると防寒対策が必要ですね。
中社は観光客も少なく参拝も楽々。心があらわれます。
f中社すぐ近くの蕎麦の超有名店「うずら家」さんの様子を見に行く。ウェイティング票をチェックしてみると、まだ10組ほどしか名前が書かれていない。前回訪れた際には、入店待ちに3時間ぐらい掛かると案内されたので、これはチャンス!正直うずら家さんで食べれるとは思っていなかったので、迷うことなくウェイティング票に名前を記入。開店は10時半ということだが、あと1時間ほどあるので、取り急ぎ先に奥社を参拝することにした。
車で5分程移動して戸隠神社奥社の参道入口付近の駐車場に到着。
小雨は止まないので、傘を持って参道へ向かう。やはり戸隠神社へ来たのであれば奥社は必須。ここに行かずしてどこへ行く。
気合を入れて参道へ。しかし片道2km程と長い上、途中から上り坂や階段があるのでかなり体力が奪われる。寒さも重なってなかなか辛い道のりである。修行だと思ってひたすら歩く。参道の大きな杉の木に圧倒されながらひたすら歩き進む。
息を切らせながら、ようやく奥社へ到着。参拝して以前に購入したお守りを返納して、新しいお守りを購入。15年ぶりの返納なので申し訳ない気持ちを込めつつ返納させていただきました。
お守りは1年ごとに新しいものに換えるべきという意見をよく目にするが、もちろんそうしたい。しかし場所的に毎年というのはなかなか難しい。私はいくつかお守りを持っているので、1年ごとに新しいお守りに換えているものもあるが数年に1度というお守りもある。1年以上保有していたら、罰が当たるとか神様に見放されるということではないと私は考えている。神様はそんなに冷たくないですよ。
時計を見るともう10時20分。今から参道を引き返しても、うずら家のオープン時間には間に合わない。しかし、そこは問題なし。うずら屋さんは、ウェイティング票に名前が書いていある人から優先的に店内に案内してくれます。名前を呼んだ時にいなかったとしても、名前が消されることではなく、そのまま飛ばして次の人を先に店内に入れてくれます。
もし、お店に戻った時に自分の名前が読み飛ばされていたとしても、店員さんに名前を書いていたことを伝えれば、後に名前を書いた人より先に店内に案内してくれます。なんて良いシステムだ。
ただそれが時間無制限に待ってくれるかはわからないので、とりあえず急いでお店に戻る。
11時頃にうずら家に到着。店前には入店を待つ多くの人だかり。店員さんに「名前を書いていた●●です」と声掛けすると、笑顔で「ちょうど席が空いたので中へどうぞ」と入店待ちをしている人を横目に悠々と店内へ。うーん、気分がいいですね。
そして店内に入ると座敷席へご案内。窓の外を見ると大きな杉の木が目に入る。これは特等席ではないでしょうか。なんてラッキー。
天ざるそば(1,800円)を注文。蕎麦は十分なコシがあり、てんぷらはサクッとしている。野菜天ぷらが何より美味しく、新鮮な素材を使っているのがはっきりとわかる。芋天はスイートポテトのように甘くてちょっと感動してしまいました。店員さんの愛想がとても良く大満足でお店を後にしました。なかなかのお値段ですが、サービス含めその価値は十分あると思いました。ごちそうさまでした♪
長野旅その2へつづく